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H31.2.18 東京司法書士会 平成30年度 第5回専門研修会「司法書士が陥りやすい信託税務の落とし穴」
H31.2.18(月)午後6時~午後9時 ベルサール神田3階「ROOM1~4」(千代田区神田)で東京司法書士会主催の研修会が開催されました。
テーマは『司法書士が陥りやすい信託税務の落とし穴』で、講師の先生は愛知県会に所属されている司法書士です。
先生は、同名の書籍を出版されています。その本は信託法制と信託税制の両方がわかっていないと書けない本で、さすがという感じです。
機会があれば是非とも先生の講義を聞いてみたいと前々から思っていたので、とても楽しみにしていました。
研修会の案内には募集定員300名となっていました。いくら信託の講義だと言っても税務の話なので、集まっても200名位(ちなみに、日司連ホールが定員180名位です)かなと思って出席しました。
トコロガトコロガ、主催者の発表では340名の出席があったそうです。1つの研修会にこれだけの司法書士が、しかも平日の夜に集まっているというのは、それだけ信託に対する関心か高まっているということなのでしょうか。
その熱気をご紹介したかったのですが、写真が撮れなかったためご紹介できません。ヒジョーニ残念です。
その代わりと言っては何ですが、最後に「都心の空のスーパームーン(前日)」をご紹介します。
講義の内容は充実していて、とても分かりやすく期待通りでした。
特に、信託契約を組成する際、信託目的の中に、先生の謂うとことの「財産管理方法」、「利益交付方法」、「達成したい経済的状態」を落とし込んで、しかも、目的の達成に優先順位をつけるという発想は新鮮でした。これにより受託者の行動指針が明瞭となり、税務署から睨まれることもなくなるというお話でした。
東京司法書士会の研修会はいつもそうですが、テーマの選び方がタイムリーで、しかも内容的にも充実していて、感心します。
プレ・スーパームーン@秋葉原 f/2.8 1/80 ISO160 70mm相当
プレ・スーパームーン@神田小川町 f/2.8 1/50 ISO1000 50mm相当
どちらも、jpegの撮って出しで、手を加えていません。
H31.3.20 つくば市商工会会員向「司法書士による無料相談会」のご案内
H31.3.20(水)14時~16時 つくば市商工会会議室(つくば市筑穂1-10-4 大穂庁舎2階)で、つくば市商工会会員向の「司法書士による無料相談会」が開催されます。
司法書士が、相続、遺言、贈与などによる不動産の名義変更だけでなく、会社の登記、会社の企業法務に関するものまで、さらには、成年後見など広く財産管理に関するものまで、ご相談に応じます。
是非ともご利用ください。
(画像をクリックすると拡大します)
つくば市商工会の会員でない方は、司法書士による他の無料相談もありますので、茨城司法書士会のHPをご覧ください。
茨城司法書士会のHPはこちら>>>http://www.ibashi.or.jp/
H31.1.28 東京司法書士会主催 民事信託シンポジウム「これからの民事信託~現状の実務と課題~」
H31.1.28(月)18:00~20:45 司法書士会館(新宿区四谷)地下1階「日司連ホール」で平成30年度 民事信託シンポジウムが開催されました。
テーマは、『これからの民事信託~現状の実務と課題~』(各界専門家からの報告)でした。
当初、テーマを見てもシンポジウムの内容がイメージできなかったので「今回はパス」しようかとも考えましたが、何か得るものがあるだろうと期待して、怠け心を叱咤して出席しました。
登壇された講師は、司法書士、弁護士、税理士そして信託銀行の方々でした。
第1部は、報告「専門家から見た民事信託の現状と課題」と題して、弁護士からは、信託を正しく理解していないと問題のある信託を組成してしまうリスク、また、それが原因となりその後紛争になってしまう事案がいくつか紹介されました。また、税理士からは、税務の知識がなく多額の税金がかかる信託を組成してしまうリスクがあると、相続税法、贈与税法の根拠条文を織り交ぜながら紹介されました。信託銀行、司法書士からは、実務家目線で、信託口口座を作れない契約書の例とか、あってはならない契約書の例とかが紹介されました。
第2部では、「これからの民事信託~現状の実務と課題~」と題して登壇者によるパネルディスカッションがなされました。
パネルディスカッションの終盤に、レジュメには書かれていない「健全な民事信託の発展」とか「民事信託を健全に発展させる」という言葉をパネリストが繰返し使っていることに気付きました。この時に、それまでばらばらだった点が線となり、今回のシンポジウムの意味が理解できたように思いました。実務の現状(リスク)を知り、(これから)民事信託を健全に発展させていくにはどのようにしたらよいのか(課題)を考えるというのが今回のシンポジウムの趣旨なのだと一人納得しました。さすが、一流の講師をむかえ、東京司法書士会が企画するとこうなるのか、と勝手に感動しました。
やっぱり怠け心はいけません。
H31.2.16 つくば市主催『空き家等無料相談会』が開催されます(お知らせ)
つくば市では、年 4 回 『 空き家等無料相談会 』を開催しています。
次回は、本年度の最後の相談会で、以下の要領で開催されます。
不動産の専門家、司法書士、建築士、市職員が対応します。
ぜひご利用ください。
【日 時】 平成31.2.16(土)13時~17時 (相談時間は1組あたり40分)
【場 所】 つくば市役所 防災会議室 (つくば市研究学園一丁目1番地1)
【内 容】 空き家の活用・管理・処分・相続などに関する相談
【対象者】 市内にある空き家、もしくは空き家になることが見込まれる状態にあるものの所有者、管理者、相続予定者。
【定 員】 予約制 先着12名
つくば市公式サイトにも掲載がありますので、申込み方法等はそちらをご覧ください。
こちら>>>http://www.city.tsukuba.lg.jp/kurashi/oshirase/1005999.html
空き家問題が深刻な社会問題になっている現状・背景、過去の無料相談会の様子は、当Information欄に掲載していますので、ぜひご覧ください。
・あなたの空き家、困っていませんか(その1) はこちら>>>
・あなたの空き家、困っていませんか(その2) はこちら>>>
・H30.1.27 つくば市主催「空き家等無料相談会」が開催されます はこちら>>>
・H30.1.27 つくば市主催「空き家等無料相談会」が開催されました はこちら>>>
・H30.5.19 つくば市主催「空き家等無料相談会」が開催されます はこちら>>>
・H30.5.19 つくば市主催「空き家等無料相談会」が開催されました はこちら>>>
H31.1.11 茨城司法書士会 龍ヶ崎支部 研修会-民事信託への誘い
H31.1.11(金)17:00~19:00 茨城司法書士会 龍ヶ崎支部で民事信託の研修会を担当いたしました。
龍ヶ崎支部は会員数も少なく、新年早々の研修会なのにもかかわらず15名(内、他支部参加者2名)の参加をいただきました。
折角、新年早々聞いていただくので、民事信託に興味を持っていただいて、今年は民事信託を本格的に勉強してみようというきっかけになればと思い、チカラが入りました。
ところが、支部長さんからは「信託は何度聞いてもよく理解できないという声が多い。」というお話だったので、自分なりにその原因を考え、結局、信託法の条文を基礎から説明しながら、信託の活用例の前提となる、信託の基本形を信託の機能と絡めてお話しいたしました。
元支部長さんから「目からウロコ」とねぎらいのお言葉をかけていただいて、疲れが心地よいものとなりました。




