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ふくし信託株式会社、いよいよ開業
司法書士、弁護士の有志が、「(仮称)ふくし信託株式会社」の設立に向けて奮闘しているということについては、以前、当HPでもご紹介しました。
その後も設立に向けて手続きが重ねられてきました。そして、令和4年7月22日に財務局への登録が受理され、令和4年10月1日に開業の運びとなりました。ようやく(仮)が取れて、晴れて「ふくし信託株式会社」となり、HPもできています。
ご存じの方もあるかもしれませんが、司法書士の業界にも、他の業界と同じようにDX(デジタルトランスフォーメイション)の波がひたひたと押し寄せ、司法書士の業務も劇的に変化し、また変化しつつあります。
たとえば、不動産登記や商業登記がオンライン(パソコン)で申請することができるようになり、最近では、商業登記で、申請人である会社が自ら又はインターネットを通して電子署名をしたPDFを添付書類(正確には、PDFは紙ではないので、添付情報といわれます)として登記申請ができる体制ができています。ここまでくると、紙もハンコも登場しません。すべてインターネット上で完結してしまいます。もちろん、その電子署名が真正なものかを司法書士が検証するのもインターネットを経由するということになります。一昔前であれば想像もできなかったことが今起きています。
先にご紹介した「ふくし信託株式会社」の設立、開業ということは、DXやインターネットの世界ではありませんが、生身の人の生活、障碍者や高齢者の生活に大きな変化をもたらす出来事だと思っています。司法書士や弁護士の有志が信託会社を設立し、障碍者や高齢者の福祉を実現しようとすることは、司法書士の業界においても画期的なことであると思いますし、その社会的な意義も大きいと思っています。
興味のある方は、ふくし信託株式会社のHPを是非ともご覧ください。https://www.fukushitrust.com/