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R4.10.7 茨城司法書士会 土浦支部研修会「遺産承継業務と非弁行為」
茨城司法書士会 土浦支部研修会が、R4.10.7(金)18:00~21:00 Zoomにより開催されました。
講師は札幌司法書士会に所属されています、司法書士の先生です。テーマは「遺産承継業務と非弁行為」です。
実は、この講師によるこのテーマの講義は、以前に日本財産管理協会の研修会で拝聴しています。
その素晴らしさ、キレッキレの内容は3年前と同じでした。3年前にこのHPでもご紹介しているので、詳しくはそちらをご覧ください。
この講義を受けて、今回改めて感じたことがあります。
講師の先生が、過去の最高裁調査官の解説を含めた数多くの判例を読み、そこからいろいろなことを読み解いて、得られたことを発表していく。
それを見ていると、司法書士もここまで来たかと感じます。単なる手続き代行にとどまらずに、このようなことも、ヒョットシタラ司法書士の仕事になるのではないか!と思います。単に手続代行的なものだけでなく、法律、判例、あるいは学説を理解して、そこから得られたものを、クライアントに提供することで、クライアントが抱える問題を解決する。
これを何というかは別にして、そのような業務もあり得るのではないかと思いました。
もう一つ。
この講義のタイトルは「遺産承継業務と非弁行為」となっていますが、先生もおっしゃるとおり、何も遺産承継業務だけを論じているというわけではないということです。他の業務、たとえば民事信託支援業務も然りです。講師の先生が100を超える判例を読んで得られたエッセンスは、民事信託支援業務にも当てはまるのではないかということです。
研修会の話はここまでです。
ところで、今朝、庭の柿の実が食べ頃に色づいていました。もぎ取る前にと思い、一枚写真を撮っておきました。今年は当たり年のようです。
ご覧ください。