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2019 / 10 / 26 16:39
R1.10.26 高齢者・障碍者のための成年後見相談会を開催しました
今日、10月26日(土)午前10時から午後3時まで、茨城県内の6会場で成年後見相談会を開催しました。
この相談会は、公益社団法人 成年後見センター・リーガルサポートが毎年開催しているものです。
つくば会場は、LALAガーデンつくばでした。
つくば会場では、今年は例年と比べると、5組と若干少なかったという感じです。
ご相談を受けていて、少し気になったことがありました。
私の担当した内の何組かの方が、専門職が後見人に就くことをあまり快く思わず、さらに専門職が後見につくと報酬を払わなければならないと心配して、後見人選任の申立てをすることを躊躇しているようでした。
確かに、専門職の後見人が選任されるということは、ある意味、家族の中に他人が入ってくることを意味するものではあります。使い勝手が良くないかもしれません。
しかし、後見制度は、ご本人の身上監護や財産を保護しようとする制度で、社会制度として必要なものです。あくまで認知症等で判断能力が無くなってしまったときに、いわば最後の手段として、ご本人の身上監護、財産を保護しようとする制度とも言えます。
ですので、ご本人が認知症等になる前に、任意後見契約や信託契約等でご本人自らがご自分の意思をはっきりとさせておくことができれば、それが最善の方法だと思います。そのような意味でも、認知症等になる前の任意後見契約や信託契約をお勧めしています。