インフォメーション
2018 / 10 / 18 10:33
H30.10.17 平成30年度 民事信託実務入門講座 第7講「マンション管理支援信託」
H30.10.17(水)18:30~20:30 東京 神田駿河台 中央大学駿河台記念館で、平成30年度 民事信託実務入門講座 第7講が開催されました。
今ではご存知ない方もいるかもしれませんが、中央大学は、その昔、この神田駿河台にありました。
JR御茶ノ水駅 聖橋(ひじりばし)口を出て、ニコライ堂を右に見ながら坂を下ると右手にありました。
1885年(明治18年)に創設された「英吉利法律学校」を起源とします。ちなみに、「イギリス法律学校」と読みます。
今ではその面影は全くなくなり、大きなビルが立ち並びます。
今回の事例研究は、「マンション管理支援信託の構想検討」と題してなされました。
「~高経年マンションにおける区分所有者の高齢化に対応した長期的に持続可能な管理体制づくりを目指して~」と副題がついています。
マンションの区分所有者の高齢化が進み、管理組合で合意し、管理していくことが困難になるということが問題になって来ているというお話でした。
その解決策の一つとして、マンションの区分所有権と共有持分権を信託することを提案しています。
他にも社会問題となっている、あるいは、なりつつあるものとして、空き家問題、事業承継問題、所有者不明土地問題などがあげられます。
信託を有効に活用していくことで、どのように、そしてどこまで、これらの問題を解決することができるのでしょうか?