インフォメーション
R6.10.29 つくば市市民後見人養成講座を担当しました
高齢化が進む中、司法書士や弁護士、社会福祉士が専門職後見人となっていますが、それでも後見人が足らず、一般の市民の方にも成年後見人になって活躍してほしいということで、多くの自治体で市民後見人を養成するための講座が開催されています
つくば市でも、つくば市社会福祉協議会が担当・企画して、つくば市大穂庁舎(つくば市筑穂一丁目)で、本年の10月4日(金)から10月30日(水)の間、全10回にわたって市民後見人養成講座が開催されました。
ありがたいことに、成年後見センター・リーガルサポート茨城も関わらせていただくことになり、全10コマ(全16時間)中、8コマ(14時間)を、リーガルサポート茨城支部のメンバー9人で担当させていただくことになりました。
以前にも紹介しましたが、成年後見センター・リーガルサポート茨城では、主につくば市で開業している司法書士を中心にしてチームを組み、各市町村で今後行われると予想される市民後見人養成講座に対応できるようにと、数年前から講義内容を作ってきました。おかげさまで、牛久市や水戸市などの市民後見人養成講座も担当させていただいています。
担当する内容は、成年後見の申立てからはじまり後見が終了するまで、あるいは被後見人が亡くなった後に後見人がする仕事についてのお話で、後見人の仕事の全般にわたります。
私は、そのうち「申立て手続き書類の作成」を担当しました。ただ単に、テキストを説明するだけでは皆さん飽きてしまうのではないかと思い、司法書士のところに相談があったという想定で、相談者が司法書士に母親の最近の状況を話し、いろいろと相談するという形で話を進め、なおかつ、申立ての際に実際に使われる書類を使って説明しました。説明の途中でも疑問点があれば、その時に質問をしてもらってもいいですとアナウンスしていたので、何度か質問がありましたが、その質問のおかげで、内容を補足することができ、後見をより身近なものと感じていただいたと期待しています。