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2024 / 08 / 07 15:15
R6.8.2 土浦支部研修会
司法書士の業界では、法律が新しくできたり、改正されたりすると、それに対応するため、研修会が開催されます。
最近では、法律の改正が頻繁に行われるので、研修会もしょっちゅう行われます。
今回は、犯罪収益移転防止法の改正に合わせた研修会が、R6.8.2(金)18:00~21:00 つくば市民センター(つくば市吾妻一丁目10-1)大会議室で行われました。
夕方から出かけたものの、外はとても暑く、昼間の熱気が残っています。
唯一、木陰が涼しそうです。
犯罪収益移転防止法は法律がさらに施行令とか施行規則に分かれていてとても読みにくく、自力で読もうとするとても骨が折れます。
ですので、なるべく効率よく犯罪収益移転防止法を読み、理解できるようにと、参加しました。
講師は、以前に非弁行為について講義を受けたことのある札幌会所属の司法書士の先生でした。D志社大学の大学院を修了された先生です。その非弁の講義が素晴らしかったので、今回も期待が高まります。
案の定、あの難解な犯罪収益移転防止法をとても分かりやすく、しかもご自分の「ヤバイ」体験談も併せて紹介していただきました。
「木を見て森を見ない」という表現がありますが、今回の講義は「取引時確認に際して司法書士の確認事項が増えた」ということにとどまらず、ルールベース・アプローチ(Rule Based Approach)とリスクベース・アプローチ(Risk Based Approach)との関係の説明もあり、とても納得のいくものでした。
森を見ながら木を説明し、森を理解させる、さすがD志社大学院出身と感動しました。