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R 1.10.16 平成31年度 民事信託実務入門講座 第7回「マンション管理支援信託」
R1.10.16(水)18:30~20:30 今日も東京 神田駿河台の中央大学駿河台記念館で、本年度の第7回民事信託実務入門講座が開催されました。
テーマは「マンション管理支援信託の提案」です。副題として「~高経年マンションの健全な管理と高齢区分所有者の居住の安定・継続を支援する信託の活用法の提案~」とついています。
一言でいえば、マンションのオーナーだけでなく、マンション管理組合の役員も高齢化し、マンションの管理がうまくいかず、引いてはマンションの価値が下落し、将来的には廃墟に化す恐れがある。近い将来、東京を含め都市部では切実な問題となることは間違いありません。この問題に対処するために、信託を活用してマンションの管理を健全化する方法を考えましょうというのが当研究会の目的です。
当研究会は、民事信託推進センターの会員である司法書士・弁護士その他民事信託士の12名で構成されていて、当入門講座の事例研究会の中でも最も多くの参加者で構成されています。
今年の4月から月に一度、高経年マンションの健全化のために信託を活用することを目的として検討してきました。しかし、このマンションの問題はより広い視点から考えることが必要だということになり、街づくりの専門家やマンション建替え円滑化法の立法などに実際に携わった弁護士などをゲストにお招きして、現場のお話を伺うとともに、現場との橋渡しになることをも視野に入れて、さらに計4回の部会を開催しました。
その結果をまとめ、当研究会のリーダーが発表しました。
今回の受講者は、当事例研究会のレジュメを初見で読んでも、おそらく、今一実感をもって読めないかもしれません。でも、じっくりを読んでいただくと、その言わんとすることが実感をもって伝わるものと思っています。